監獄秘話

第7話 受刑者が恐れたもの

それは、独居房。

獄舎の中で自由を拘束される囚徒は、そのはけ口として監獄内で禁止されている。「反則行為」を起こしがちになる。それを制裁する懲罰の一つとして、独居房での拘禁がある。「反則行為」とは、次のようなものである。

  • 命令や指示にそむくこと。
  • 暴力行為や、言い争いをすること。
  • ものを盗んで食べること。タバコを持つこと。
  • 決められた以外の物品を隠し持つこと。
  • 物品を壊したり、汚したりすること。
  • 禁止されている物品をかくれて制作すること。
  • 下品な言葉をつかったり、みだらな行いをすること。
  • とばくや賭けごとをすること。
  • 病気を偽って仕事を休むこと。
  • 仕事をすることを拒否したり、怠けること。
  • 人の悪口を言ったり、人をそそのかしたりすること。
  • わざとケガをしたりすること。
  • 放火や逃走をすること。