高見張り

たかみはり
  • 移築復原
  • 建築年代:昭和23年
  • 再現年代:昭和58年
  • 高さ:8m
受刑者の逃走、暴行事件などの発生に備えたやぐら監視所を「高見張り」といいます。
網走刑務所は現在、短期累犯刑務所として、刑期8年未満の受刑者を収容していますが、創設当時の明治23年から昭和43年までは、長期受刑者を収容する施設でした。
そして、昭和23年には刑期8年以上を収容する重警備刑務所の指定を正式に受けているため、所内と裏山の4箇所にやぐらの廊下が12.95平方メートル、高さ8mの高見張りに、職員が2時間交代で監視を行っていました。